筑波鉄道
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 505、763です。土浦に着く手前に真鍋機関区があり、車窓から撮影しました。
 505は土浦に到着後入庫したようですね。
 庫の中には504が休んでいるのが見えます。その前庫から出ているのは505、もと江若鉄道からやってきたヤツらしいです。
 もっと手前(下の写真も)のはキクハ11、エンジンがない気動車の制御車、という感じです。
 自社発注車なので、私鉄風のデザインが良いですな。
 そして行きに撮りかけていたヤツを違う角度から。
 荷台のある541と461。461の方は筑波鉄道車両で唯一静態保存され、キレイに塗装してキハ04 8にナンバーを戻し、つくば市のさくら交通公園にD51 70と並んで展示されました。
 このキハ04 8は保存当初エンジンを掛けられるよう修繕し、ボランティアさん達が維持されていましたが、今はどうなったのでしょう……。 そういやぁ、どこぞの撮影会にかり出されたこともありましたな。


 全体を見渡すとこんな感じです。レイアウトにしたいような、いい雰囲気ですね。
 快速筑波号は土浦駅で転線し、上り定期列車を何本かやり過ごしてから発車します。たいていのお客さんは乗り換えちゃった記憶が……。
 で、牽引機をEF81に替え、土浦を発車したところでDD501に出会いパシャッと。
 関東鉄道のDD502(現役)とはなんとなく似ているけど製造所も違うし異母兄弟のようなモノ(?)
 おまけ、EF80の貨物列車とすれ違いました。機関車もそうですが、車掌車がなんとも懐かしいです。
 走っているEF80はとうとうこれ一枚だったなぁ……。
 もひとつおまけ。帰りしなに出会った品川で発車を待つEF58 160です。牽引しているのは東シナの81系お座敷客車、だと思います。
 三脚を持っていなくって、ウォークマンとジャリ銭で角度をつけてバルブ、なんてことをしていました。

 筑波鉄道はその後1987年3月末、経営改善も効果無く廃止に、筑波山という観光地を持ちながらも、沿線のマイカー普及による利用率低下は避けられなかったようです。
 廃線跡はサイクリングロードになっていたりで、当時の痕跡を今も残しているようです。

作成:2002/5/29

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