筑波鉄道
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 筑波駅での一コマです。上の505は自社発注車。空気バネでセミクロスシート筑波線には同形が3両あったようです。
 デザイン、私は私鉄らしくって好きでした。
 筑波駅は3番線まであり、当駅止まりの列車などもあって、行楽シーズンにはかなりにぎわっていました。
 筑波駅は跨線橋がなく、ホーム中程にレール面へ降りる階段があり、写真のような感じでテケテケと線路を横断する構造でした。
 ローカル線では特に珍しいものではありませんでしたが、若かった私にはカルチャーショックでした。

 そして本日のメイン、DD501牽引の上野直通列車「筑波」号。壁紙用画像はこちら 北オクの12系客車をロッド式のディーゼル機関車が、それはゆっくり田園地帯を走ります。
 この列車、行楽シーズンのみの臨時快速、土浦での入れ替えもあり、定期列車に乗り換えた方が上野に早く着くという哀しいダイヤでもありました。

 しかし、のどかでしたね、ファンの姿もちらほら、長い待ち時間でカメラ持ってウロウロしていたら、地元の方に話しかけられて、話しが弾んじゃって真鍋機関区の手前まで写真そっちのけで喋りっぱなしの帰路となりました。東京から中学生が一人で……というのが珍しかったのかなぁ……。

   途中駅ですれ違う503です。505、504と違い、空気バネではなかったとのこと。常総線にも仲間が2両いたようですが、すでに過去の車輌となっています。

 軌道の状態はあまりほめられたものではなく、ゆっくり走る12系に乗ったのは本州ではこれが最初で最後、かな。

 「あっあっ、ちょっと写真とってもイイですか?」とか言って数枚撮るのがやっとだったことが今でも思い出されます。

作成:2002/5/28

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