平成元年〜


まだまだ制作中です。
順番も整理されていませんが、もしかしたらなにかの足しになるかもと言うことでコッソリ公開です。

■1989年、3000系廃止7200系と7600系に統一完了
    池上線営業列車から釣り掛けモーター車が去ってしまいました。
    なお、3471Fのみ2ヶ月ほど予備車として雪が谷に残りました(籍は'90/8まであったようです、長津田にいたのかな?)。
    '90年には7600が3本出そろい、7200系×14編成、7600系×3編成の系17編成に。
■1989年、防護発報付き新SR使用開始
    目蒲線と共用となるもので、新型無線機の運用が開始されました。
■1989年3月18日、旗の台〜戸越銀座の立体交差工事完了
    詳しいレポートが鉄道ファン338号に寄稿されていました。2ページに渡る感動が伝わってくるレポートです。やや誤字と思われるところがあり、初電は4時となっていたり(5時ですね)、未確認ですが、初電は試運転列車で客は乗せず、2本目が営業初列車となったような記憶があります。ちゃんと調べます……。
■1992年、池上線に1000系登場
    '90年から製造したN1000系の8連や4連。東横と目蒲の所属車をやりくりするために生まれた貫通化な先頭車もありましたが、目蒲線に4連で新製されたグループが、いよいよ池上線へと転属することに。先頭車12両、中間車1両新造し、目蒲線用の4両×5本+新造13両を→3両×11本に組み直しました。1024Fは3両とも完全な新製車編成となり、池上線専用の新車導入となりました。
    で、その結果7200系が目蒲線へと転属。色々編成を変え、翌年に余剰となった7200系の2両編成×5本が上田交通へ譲渡。残った目蒲線用は、4両×8本に組み替えとなり、様々なバリエーションの編成を目にすることに。1本のみ2M2Tなためか奥沢で万年予備車になってしまう。
■1994年〜、7600系再改造、7700系の一部が歌舞伎色となって登場
    ブレーキの電器指令化ワンハンドル化、など、ワンマン運転に備える準備を始めました。
    目蒲所属の7700系のうち、7912F〜14Fが将来の池上線ワンマン化に向け歌舞伎化改造、7914Fが一足早く池上線に登場しました。7000系の改造とは言え五反田まで営業に付いたのはこれが最初かな。
    7912Fのサハ7962は、東急初のシングルアームパンタ搭載車デハ7815に改造し、目蒲線で1年間先行試用されました。
■1996年、7715F登場
    目蒲線用の7700系を池上線に転属させる際、余る予定の中間サハ3両を7715Fにすべく改造が行われました。まずは'94年に中間デハ7815が登場、東急初のシングルアームパンタ、東洋電機のIGBTなVVVFインバータ制御器搭載など、試作的要素が高いものでした。2年試用ののち、追って'96年にはクハ7715と先頭デハ7915も製作され池上線に配属、7000系の譲渡車にあるような9000系顔を持った先頭改造車となり、異端児として活躍中です。
■1996/?/?雪が谷大塚〜蒲田でワンマン運転試行開始
    7200系を追い出すなど車両側の準備も整い、いよいよ雪が谷大塚〜蒲田の各駅に柵とホームセンサーとカメラ2台を取り付け、車両側にもホームにあるカメラの映像を受信する2つのモニターを取り付けました。これにより池上線で運用できる車両が限定されました。
     試験時には高校生がセンサーにいたずらをして列車を急停止させる事件などもあったとか。半年ほどこの区間だけで試験運用をしてました。
     それから8ヶ月位してからでしょうか、残りの五反田〜雪が谷大塚にもホームセンサーが順次設置され、'97/5から全線での試験が始まりました。
     さらに、1998/2ころまでに、各駅でホームに設置されたカメラの映像をもっと明るく認識されやすくするため、屋根の一部から採光できるよう、半透明の材質のものに替えました。これで日中のホームが明るい感じに。
     蛇足ですが、1024号車の編成にはドア上にセンサーが製造時からあり、ホームセンサーと比較試験をしていました。
■1998/3/16から全線ワンマン運転開始
    車掌は乗務するものの、監視役に徹し、機器の操作はほとんどしないという感じになりました。この監視乗務は4月末まで続けられました。

■1998/5洗足池駅、改札脇にトイレ新設〜各駅に設置工事
    できるかぎり各駅にトイレを新設、もしくは改修し、旅客サービスの向上を図りました。
    昔だったら男女兼用とかになってしまうのに、ちゃんと男女別。清潔感ある気持ちの良いものとなっています。
    ほんの一部を例にすると、長原は地下ホーム上の階段下に新設、排水とかの工事も大変だろうに……。洗足池も駅舎内の改修と同時に新設。窓がないのでまるで地下のトイレのようですが、内装が清潔感のあるので、利用者には好評です。



■1999年、五反田駅改札口の自動改札機化〜各駅自動改札機化

■1999年、構内踏切の廃止に伴う出口新設
    旗の台の下りホームに改札口を新設、これにより上りホーム側に行くための構内踏切を廃止しました。残るは池上のみに。

■1999年、雪が谷検車区拡張
    奥沢の検修機能を雪が谷へ移管するため、4両編成×2本が入庫できた検修庫を蒲田方へさらに2両分増築。脇の留置線もともに拡張しました。
    そのため元の場所にあった東急の独身寮は取り壊しに。

■2000年7月、7700系が3両化になって池上線でも営業開始
    1〜11編成が目蒲線で運用されていましたが、7906F、7909F、7911Fの3編成を除き、方向幕をLED化、ワンマン運転装備一式設置などを行い、目蒲線→目黒線・東急多摩川線となる数日前からサハを抜いた3両にて目蒲線・池上線の運用にごちゃ混ぜで入りました。歌舞伎でない7700の五反田入線や、試運転での7600系の目黒入線などが話題になったりしました。
    そして、8月6日の目黒線開業を迎え、池上線専属だった18m歌舞伎車たちも多摩川線との共通運用に。
    残った7700系3編成は2002/2頃より長津田工場入り、なにやら改造を受け地方へと行くみたいです。→十和田観光電鉄へ7700系が2両×3編成、7200系が両運転台化され2両行きました。

    □7200系が目蒲線分離とともに営業列車から退く
    目黒線化の2日前、8/4を最後に7200系が目蒲線運用から外れ、長津田などに疎開、雪が谷への配置が消滅しました。事業用車と7259と7211を残し、後日30両が豊橋鉄道へ譲渡されました。

    □7200系さよなら運転
    7260Fの3両編成を使用し、鉄道友の会(東急部会?)さんともう一つの団体の協力により実現。150名公募で参加費は1000円でした。雪が谷(回送)〜蒲田〜多摩川〜蒲田〜五反田〜雪が谷大塚と走行、そののち5班ほどに分かれての検車区内撮影会が行われました。

    □旗の台駅改良工事案発表
    大井町線の急行運転は18m車×8両による大岡山〜田園都市線という運転区間の予定でしたが、予定を変更し20m車×6両による大井町〜田園都市線となりました。それにより旗の台に追い越し設備を作ることとなり、大がかりな改良工事をすることに。
■2001年〜、バリアフリー化工事本格化
     階段が数段の駅にスロープ設置工事(石川台、御嶽山など)
■2002年12月 五反田の東急ストアエレベータ終日使用可能に
     東急ストアのエレベータホール、シャッターの位置を変えるなどして対応しました。
■2002年12月 千鳥町跨線橋廃止
     下り線に改札口新設、上り改札には車イス用の昇降機を設置。古い跨線橋は後日撤去。その後上りホーム蒲田寄りを延長、停止位置も蒲田寄りにずらし、狭いホーム部分を使用停止にしました。
■2002年12月31日 テコプラザ閉店
     池上線には五反田、雪が谷大塚、池上にありましたが、営業成績が悪かったのか、この日かぎりで各駅とも閉鎖されてしまいました。この結果池上線沿線にはテコプラザが無くなってしまいました。閉鎖のあとは定期券売り場として存続することに……。
■2003年 バリアフリー化工事
    ・洗足池エレベータ設置
    ・大崎広小路エレベータ設置
    ・長原上線エレベータ(12/18)
    ・荏原中延上下線エレベータ、エスカレータ
    ・ホームと車両の段差を極小に
     わずかな差ですが、戸越銀座、洗足池、御嶽山などでホームの嵩上げを行いました。洗足池では階段改修も。ホームのベンチは古い木製の物からキップをリサイクルした物になりました。
    ・インフォメーション取り付け。改札口の上にLED一行横流れタイプの表示器が各駅に取り付けられ、黒板を使うのをやめました。←のちに黒板も併用となる(^^ゞ
■2003年 2/1よりサービスマネージャー導入
     五反田と旗の台を除く各駅が、駅員さんからサービスマネージャーに配置換え。駅窓口でのサービスがちょっとばかり限定的になる。蒲田寄りの駅は2002年末あたりから実施されたもよう。お歳が上の方が目立つです……。
■2003年 5/1より全駅禁煙化。
     喫煙スペースさえもなくなり、灰皿を一晩で撤去。
■2003年 10月6日 池上線止まる
     京浜東北線の始発電車が大井町駅付近で夜間工事に使用したショベルカーのヘッドと接触、朝ラッシュに運行できないという事態になり、振り替え輸送を受けた池上線が激混み。五反田の『キャパの無さ』を露呈し、改札口で山手線に乗り換える乗客をさばけず運行停止状態に追い込まれました。
■2004年1月 長原改札外TOKS生まれ変わる
     エレベータ新設による改札回り改修工事にともない、東急版キオスクみたいなTOKSが仮店舗からちゃんとしたのになりました。
■2004年1月20日 池上駅付近で自動車線路進〜衝突!
     千鳥町5号踏切にて始発電車が線路に放置されていた自動車に衝突、脱線してしまいました。乗用車は大破。放置した犯人は3月になって逮捕されたそうです。7903Fの7703が被害に遭いました。TVでは「なぜ止まれなかったのか」と言うところに焦点が……、見当違いなコメントいっぱいでした。
■2004年 バリアフリー化工事
    ・2/25長原にエレベータ完成 下りホームがおくれて完成しました。
    ・3/16旗の台池上線ホームにも手が入る。2番線の大井町線連絡階段上に仮設階段を作るところから始まりました(5月16日に切り替え)。
■2004年3月 ゴミ箱撤去
     テロ対策でゴミ箱の使用が禁止されるなどありましたけど、とうとう撤去です。
■2004年12月? 7915Fの転落防止幌外される
     このころ目撃したって話でして、いつ外されたかはわかりません。ホームに柵ができたため、必要なくなったと言うことでしょうか。転落防止幌って保守的に外したい部品、ということが伺えますたぶん。
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     他線では、横浜〜桜木町廃止。みなとみらい線開業などがあった年でした。
■2005年1月31日 雪が谷大塚定期券売り場閉鎖
     元々東急旅行センター『テコプラザ』でしたが、定期券が買える新型券売機が各駅に設置されたことを受け、閑散としていたこの定期券売り場も廃止されてしまいました。これで定期券売り場がある駅は五反田、旗の台、蒲田の3駅に。
■2005年3月 1022F、23F、24Fにスカート取り付け〜取り外し!?
     突如スカートが取り付けられました。しかし取り付けはこの3編成だけ。その後、10月末ごろに全編成取り外されてしまいました。
■2005年3月 洗足池変電所新設工事
     旗の台の大井町線脇にある変転設備を移転するようで、そのための建設地確保として、洗足池駅の海側斜面を削る工事が始まりました。大井町線改良工事に関してのことのようです。
■2005年6月10日 ダイヤ改正
     池上線、多摩川線、大井町線でダイヤ改正。日中の運転間隔を7分30秒から6分間隔に短縮するというすごい内容でした。蒲田での接続が良くなったり、旗の台で悪くなったりでダイヤって難しいね、て改めて思いました。
■2005年9月30日 Railfan東急閉鎖
     衝撃でした。2000/8/15より立ち上がったレールファンが、どういうわけだかレールファンの運営から降りてしまい、その後は音楽館に管理がゆだねられてしまいます。そればかりか東急コンテンツも閉鎖。悲しいなぁ〜という出来事でした。今まで夢をありがとう〜!
■2005年11月27日 旗の台二子方向のホーム切り替え
     大井町線の方ですが、エレベータとエスカレータ、そして新南口が使用開始。新3番は線路切り替えとなりました。ホームや連絡通路はまだまだ仮設。


Special Thanks to hagi-sama!(編成変遷表を参考にm(__)m)
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