長津田検車区での派手車ことデハ7200です。(デヤだと思ってました。デヤになりました。
元々は7200系列のアルミ試作車で、ボディーはアルミにかなり明るいグレーの塗色。
もしかしたらシルバーなのかも。
コルゲートは腰の部分のみとなっています。
非冷房なため、冷房は床置き式と、趣味誌にはあります。もしかしたらデヤ7290だけかも。
そんなわけで屋根上にあるベンチレーターは、
製造当初のものらしいです。たぶん。

こどもの国線運用から外れ、東急車輌で両運転台化改造を受けて
旧3000系の代替車として生まれ変わりました。
車内はロングシートがあったりなかったりです。
相方のクハ7500も電動車化し両運転台改造して、
さらにいろいろな検査機器を積み、デヤ7290となりました。

これは私の想像なのですが、7290のモーターなどの機器は、VVVF化した7200系の3本のうち、
デハ7300が付けていたものが転用されたのではないか、
と考えています。なぜって? このあいだ検測列車をビデオに撮ったとき、
どう考えても1990年のテクノロジーで構成されていないような感じを受けたので……。

とにかくこのコンビ、東急ATCを積み、東急全線を走ることが出来るほか、
東急に在籍するすべての車輌と連結運転できるのだそうです。
制御がどうなっているかは知りませんが、雪ヶ谷大塚所属の車輌を
長津田まで回送するときには、奥沢でこの車輌に挟まれて
大井町線〜田園都市線と走行します。

しかし、なかなかモデラー心をくすぐるヤツとなっていますな。

元の姿はこちら


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