こどもの国線で活躍していた頃の7200系アルミ試作車。
なぜかアルミで作られたこの二両編成は、1967年の製造。
他の7200系車輌と手をつないで田園都市線用として登場しました。
写真に写っているクハ7500は、非冷房ということもあって
東急でもっとも軽い17.9tという車輌でした。

1980年頃、それまで活躍していたこどもの国線専用車3608+3772と交代して
ライトグレーの塗装に黄緑色のテープを貼り、
こどもの国のマークを付けて、こどもの国線専用車になりました。
多客期には2両では乗客をさばけないため運用を外れ、
大井町線用の編成などに代走してもらうことも。
また、検査時などには6000系の2両編成が
前面に専用の行き先サボを付けて代走することもありました。
行き先サボ、スペアがなかったのでしょうか、この写真で外しているということは、
代走の車輌が使っているのかもしれません。

写真はそんなときのものでしょう。たぶん。

その後、詳しい年月は知らないのですが、1990年前後のころ、
こどもの国線専用車を7000系7052+7057にバトンタッチして、
両運転台化、7500にもモーターをつけさらには架線検測設備を付けて、
デヤ3001のあとガマとしてデヤ7290に生まれ変わり、
相方のデハ7200→デヤ7200とともに派手車として新しい活躍をすることになります。

デヤ7200のページへ


7200系へ戻る東急写真館へ戻る