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このテキストを書いている2001/7現在もなんとかその姿をとどめているクモハ20です。
車籍がないといううわさですが、詳しいことは知りません。
もともと鶴見臨港鉄道のモハ119で、国鉄に買収(鶴見線ね)され、
モハ1505を名乗ったそうです。静鉄には1957年に計3両同型車が入線し、
なぜかこの一両だけがその後の改造工事やらをたいして受けずに
台車やらライト周りやらの変更くらいで、撮影当時は入れ替えや保線業務をこなしていました。
この撮影ののち、前面のしたにゼブララインが入ったりと小変化があったようです。

 電動貨車と呼ばれるスタイルの木造2軸電動有蓋車、デワ1です。車籍はなく、保存目的に置いてあるようですね。撮影した時、側面にはなにやら説明書きの紙が貼ってありました。いつもは倉の中に大事にしまってあるとか、イベントのあとだったのでしょうか……。

 で、予告に使った画像がコレ。
 シートをかぶっていて得体が知れない感じですが、立山重工で1948年製のB15という蒸気機関車です。経歴はなんだかあやふや。資料によって製造年が違ったり……、ちょっと確証性が低いので書かないことにします。
 当時聞いた話では、「城址公園にあったけど藤枝市郷土博物館に移すんだ」……ちょっと正確に記憶していないかも、なのですが、整備するため、ついでにイベントでお披露目、そんな感じで長沼にいたんだと思います。1000系にとっては、えらい大先輩と出会うことになりましたね。
 

 静岡鉄道は、ずいぶん昔に静岡県内にいくつかの路線を持っていました。そのうちのひとつ、駿遠線で活躍していたそうで、762mmのナローゲージ。新藤枝駅から袋井駅までの約60kmの路線長を持った軽便鉄道ファンには超有名なところだったそうです。そのため1067mmの軌道には載らないため、保線用のトロッコにのせられていました。

先日デジタルBSのNHKで駿遠線を紹介する番組を見て、
そしてデハ3450さんの月替わり特集ページを拝見して、今回のスキャンを思い立ちました。
また機会を作って、1000系を見に行きたいな。
2001/7/17作成


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