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軌道線も持つ伊予鉄道、古町の車庫にはこんなのもありました。
 資料を持っていないので詳しいことはわかりませんが、1952年製のモニ30という軌道用(も走れる?)事業用車なんだと思います。入れ替えなどに使われていたとのことで、いやなんとも、かわいいやつですね。パンタを上げて、まだまだ現役のころ、といった感じ。
 このテキストを書いてる現在も存在するとのこと。でも使用されていないみたいで、塗色などボロボロのようです。

 まだ冷房電車が少数派だったので、こんな巨大ヘッドマークを付けていたのでしょう、811です。元京王2010系で(2000系じゃなかったです)、東急車輌製のほか日立、日車も製造にあたった形式でした。
 伊予鉄道は750V(軌道線は600V)、1067mmゲージなため、入線の際には一部の形式で台車交換や改造などが行われています。京王5000系→700系なんかは足回りはかなり違うと聞いたことがありますが、私は詳しく知りません(^_^;)
※補足
知らない〜なんて無責任なコトを書いておいたためか、ありがたいことに情報をメールで頂きました。
    ■700型
    クハ760形は京王時代の台車を1067mmに改軌
    モハ710形は東武2000系のFS-340に
    モハ720形は東武2000系のFS-340と小田急2220系のFS-316を履いている

    ■800型
    松山市駅寄先頭車と高浜寄の増結車は京王1000系のTS-307(307A?)台車に交換
    クハ850形(元サハ850形)は2010系時代の台車を1067mmに改軌している

元京王車は伊予鉄と軌間が違うためいろいろ工夫しているんですね。
まるでちっちゃい台車博物館の様相だなぁ……。
黄月急行様、情報ありがとうございました(^.^)
/2009.12.11さらに訂補

 で、くやしいのがこの写真。303ほか3両編成。303-502-304という編成で、中間の502は製造初年1971年、西武所沢で新製……ということになっています。ところが台枠その他には元東急サハ3350形のモノを使っているとのこと。写真押さえておきたかったなぁ。

 古町の車庫でたまーに臨時列車や試運転などで動いていたそうですが、その後放置。ついに除籍、2008年に解体となったそうです。

 時々その状況をWeb上で見ることができますが、形式写真が撮れる感じではありません。先頭の300形は自社発注車なので動態保存?……なのでしょうか。
 乗ったのは中間車だったんだよなぁ〜、当時はなんの知識も持っていないみづほなのでした。

作成:2001/7/24
訂補:2001/7/24 21:01
黄色字訂補:2002/1/30 =情報提供:黄月急行様(多謝!)
2009.12.11訂補:黄月急行様(多謝!)

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