北陸本線 p.2



 富山第二機関区で当時廃車間近だった『EF70』です。すでにだいぶ仕業がなくなっており、本来EF70が入る仕業にEF81が入るなどということはしょっちゅうでした。
 EF60やEF61とほぼ同じ年代に作られた車両だけあって、よく似ているところがあります。
 今でも、どこかに一台くらい保存されていたような気が....。

 同じく富山第二機関区での『EF81 1号機』です。
 EF81にも初期車に廃車されたものが出はじめており、ローズピンクの機関車が貨物列車をひく姿もあと数年でなくなってしまうのでしょうか。
 あ、JR貨物、あまり儲かっていないから大丈夫かも.......。

 富山駅にて撮影した北陸本線普通列車。
 横なぐりの雪が吹き、この夜、列車ダイヤが乱れてしまうのでした。
 写真の列車は糸魚川行き。6両もついています、長いですねぇ。列車奥にチラッと写っているのは北陸線の荷物列車。機関車はEF81です。北陸筋の客車列車は、暖房を機関車から送られる電気によって車両のヒーターを暖める電気暖房(EG)を採用。そんなわけで、ここの機関車はほとんどEG電源を装備していました。

 最後は、今はなき旧型国電、73系です。私鉄買収によって生まれた富山港線は、直流1500ボルト。短い区間だったのですが、途中城河原に電車区を置き、数量の73系が働いていました。みな全金車で、手入れもよく、旧型車らしくありません。そんな感心をしたものです。今では交直流電車が走っているのかな?