電車とパスの博物館

玉電200形お引っ越し大作戦の巻


 消息筋の情報によりますと(^_^;)、2002/11/20の夜から高津にあった電車とバスの博物館の大型展示物を引っ越し先へと移動する作業をしたとのこと。全部運ばなかったようなので、21日深夜からの運搬もあるだろうとヤマを張ってみました。

 終電間近になって、大型クレーンで持ち上げる作業が開始。まずは手前の車体から。

 風はないものの、気温はぐんぐん下がっていきます。寒いです。そんななかベルトを2本巻き付け、慎重に作業が続けられます。そういえば塗装がまだ途中のようですね。

 電柱や建築物などをギリギリよけながらの神業な作業が続き、見ている方も思わず手に力が入ってしまいます。

 あまりの大作業なので周辺の方も見物されていました。ケーブルテレビも取材に来てたっけ。

 下から見上げる200形の車体、本当に卵形なんですね。直線部分って車体側面しかないような……。

 車体が運び終わったら、残された台車とパンタを載せる番。写真は中間の1軸台車、線路に対する車輪の向きは両方の車体から引っ張っていた、ということかな? 結構簡単な作りでビックリでした。

 場所は変わって宮崎台、東急コーチが搬入を待っていました。場所が狭くなると予想していたので、漏れてしまわないかと思っていましたが、無事でなにより。

 東横車輌で整備を受けたとか。仮ナンバーを付けて自走されてきたようです。きれいですね。

台車の搬入を待ってからとおそらく順番が最後な200形。

とりあえず晩秋の夜空でも楽しむ、といったところでしょうか。

沿道の木々が紅葉していて、久々の現実逃避が心休まるときとなりました。

大切な展示物を緊張を強いられながらも無事運ばれた関係者の皆様、

そして静から見守られたファンの皆様、お疲れさまでした。

きれいになって公開される日を楽しみにしましょ♪

作成:2002/11/26


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