営団日比谷線から乗り入れてくる03系です。
自由が丘〜田園調布で撮影、沿線から望遠レンズで覗くとこんな感じに撮影できました。
撮影時期は不明なのですが、田園調布駅がどうやらまだ工事中のようですね。
製造初年は1988年、写真の33Fは1993年デビューのVVVF制御車です。
それまで日比谷線を走っていた3000系ステンレスカー(外板とかだけですけど)
を順次置き換えていきました。3000系はオールMでしたが、
この03系は4M4Tとなり、アルミ製の軽量設計で冷房化の分くらいは
消費電力を抑えることができた、とか言われてますけど、どうなんでしょ。
東急線で運転される唯一のワンハンドルマスコンではない車両で、
最初はサイリスタチョッパ制御を採用していたのですが、
新技術を採用して後半の数編成だけVVVF制御となっています。
中間4両をのぞいた先頭よりの車両が5ドアになっているものもあり、
趣味的にいろいろな組み合わせがあって、おもしろい面も持ち合わせてます。
テキストを書いている現在、全42編成中、2Fを除く41編成が活躍中。

しかし、2000/3/8の中目黒手前で発生してしまった脱線による死傷事故により、
辛い過去を背負ってしまった形式でもあります。
原因究明がただの捜査のためではなく、将来にわたって再発防止のために、
そして、辛い思いをする人がこれ以上出ないことを願って……。

2001/4/15作成


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