東急池上線の紹介
路線概要

 工事中です。でも簡単に……。

 東急池上線は、品川区の五反田から大田区の蒲田までを走る、全線複線、総延長10.9kmの路線です。
 池上電気鉄道によって建設され、大正10(1921)年5月18日の起工式、そして翌年の大正11(1922)年10月6日に蒲田〜池上を先行開業させます。その後昭和3(1928)年6月17日に五反田まで全線開通。東急へは昭和9(1934)年10月1日に吸収され、以後比較的穏やかな成長をしながら、日中は7分半ヘッドで運転され、地域の足としてがんばっています。
 
 沿線には旧跡が点在、有名どころでは池上本門寺や桜が美しい洗足池などがあります。
 両端のターミナルはJR 線と連絡、五反田東急ストアや蒲田東急プラザがそれぞれあり、ちょっとした買い物なら沿線でまかなえます。沿線は中〜低層の静かな住宅地で、駅を中心に商店街を形成。なかでも戸越銀座は『銀座』という名前を商店街に付けた元祖だとか。
 
 17〜8m級の中型車が3両編成で走る姿は戦後まもなくより変わらぬ姿。緑色の電車から銀色のステンレスカーへとすべて置き換わったのは平成1(1989)年3月のこと。でも3471Fだけ2(1990)年8月のダイヤ改正までまで予備として残りました。
 今ではホームセンサーと柵を利用した安全性の高いワンマン運転をしており、古さの中に新しい技術が入り交じったなんとも言えない雰囲気が、また池上線らしさとして管理者の心を離しません。

 現在はバリアフリーに対応するための工事を東急さんはがんばって進行中、もともと階段の少ない駅が半分くらいあるため、車いすでなければそれほど障害は比較的少なめかもしれません。しかし、両端のターミナルがデパート営業時間外だと長い階段のみとなってしまうほか、五反田駅はJR線、都営線との連絡があまり良いとは言えない状態、ぜひ対JRのエレベーターひとつでも設置してもらえたら、うれしいなぁ……。
 
 いままでにはいろいろ紆余曲折があり、その生い立ちがなんとも人間的というか、ドラマチックと思えたので『池上線の歴史』としてまとめてみました。資料が散らばっているためかまだまだ調査不足なものですが、よろしければご覧ください。



池上線の紹介トップ
みづほトラベルへ戻る