撮影は2003/9/5の朝。雪が谷大塚止まりの列車、7915Fが五反田へ向けて上り本線上で折り返すところです。雪が谷大塚は折り返す列車のためのホームがありません。なので雪が谷大塚止まりの列車は1番線に入り、お客さんを下ろしたあと蒲田寄りの渡り線を使い上り線へ。なぜか雪が谷大塚2番踏切は閉まらず上のような写真が撮れるということになります。
 もっとも朝は踏切の交通量も多く、邪魔にならないよう気を配りながら……という感じ。なので、この写真では運転士さんが席を立ち、運転を五反田寄りの運転士に渡し……、そのためテールランプがついた状態になってしまいました。

 本線上で長く止まらないように、反対側にはホームで運転士さんが乗り込み、素早く折り返していきます。おそらく五反田の折り返し限界であろう約3分間隔を維持するのはさすが職人技。
 でも、なるべくこの折り返しが楽になるよう、下り雪が谷大塚行きは蒲田行きに近づきつつ……。五反田行きも間隔が蒲田発8:16分始発8:18分蒲田発8:22分始発8:24分、といったようにやや不均等に雪が谷大塚を発車します。途中駅にたまったお客さんを雪が谷大塚始発になるべく乗ってもらう効果もあり、なかなか考えられたダイヤとなってます。Minimum、Maximum。
 もし、これ以上ダイヤ密度を上げるとしたら、五反田場内の長さとこの雪が谷大塚折り返し、そして五反田の乗客をさばくキャパがネックとなるのでしょうね。

作成:2003/9/5