旗の台に進入する3509です。撮影時は不明なのですが、季節は暑い時期だったのでしょう、全面の窓を開けているのもちょっと珍しいですね。夕立が降り、日が暮れる前に晴れわたった、というところでしょうか。

 あまり好きでなかった通称海坊主たち、でも、この3509のように客ドアの窓が大きいものは嫌いではありませんでした。やっぱりデザイン的にこっちの方が美しいし、子供の自分でも外の景色が見られるし、明るい車内は精神衛生上良いと強く思っていました。
 しかし、編成美的には中間のサハが張り上げ屋根でなく、しかもノーシルノーヘッダー。各車更新時の技術・手法をそのまま採用していったためか、固定編成なのにもかかわらずでこぼこ編成だったのは、なんとも趣味的にはおもしろいですな。

 線路がロングレールでなかったり、架線柱に電柱看板があったり、ヤマト運輸の車がハイエースだったり……、ついいろいろと思いだしてしまいます。

2002/6/26作成


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