300mmの望遠レンズを買ったばかりの頃、こんな写真ばかり撮っていました。
撮影は1986年の6月頃。レンズはタムロンの100-300mm。カメラはニコンFAです。
同じフィルムに上田交通行きの5000系の写真がありました。

雪が谷大塚の駅前にある踏切から望遠レンズで撮影したものです。
行先表示版は板ですね。おもに目蒲線で使われていた3450系には
電照幕の表示器を取り付けたものがありました。
池上線の車輌にはなぜか少なく、なんか寂しかったような思い出があります。

写真をよく見ると2両目の屋根のライン、かなり沈んでますね。
普通、車輌を組み立てる際、車体中央をわずかに高くなるよう湾曲させて作るのですが、
凹んでる、ということは、だいぶくたびれてる、ともとれそうな...。


最初の写真は、こんな感じで写したものを
高解像度で取り込んでトリミングしたものです。
フジクロームの400なので、粒子が目立ってますね。

右から二番目の3500系の行き先表示は電照タイプ。黒地に白ヌキ文字でした。
池上線では少数派でした。

この頃の検車庫は、現在黄色のモーターカーがいる辺りにありました。
現在の検車庫があるところはモーターカー置き場だったような記憶があります。
奥沢の検査業務と統合する際に、踏切を隔てた今の場所に検車庫を作りました。
社員寮も少し削ったような記憶もあるのですが、忘れちゃいました...。


昔の雪が谷大塚駅は上下線のあいだに改札があり、
踏切も係員を置いて閉めていました。
上下別々に踏切があるので、このような写真も撮れたのです。
7200系もこの頃は本格導入されておらず、
中間電動車をはさんだ6編成が目蒲線と池上線、仲良く3編成ずつ使用していました。
あぁ、平和だったなぁ。



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