撮影は1980年頃だと思います。大井町線の旗の台駅を発車する5038です。
 撮影アングルがなんとも中途半端なのは、当時の私が10才、背も低く、ただのガキだったということでしょう……。
 車掌さんを入れて撮りたかったのかなあ、よく見ると運転台のドアが開いてますね。そういえば昔はドア扱い後、動き出してもしばらくはドアを開けたまま身を少し乗り出し……、なんて感じでしたよね。今はきちんと運転室のドア締めて、窓から顔を出し……という風だったと思います。いつから変わったんだろ。

 この写真、大変古いハーフサイズのネガからスキャンしたもので、色は変色しまくり。結果コントラストが貧弱になりフィルムの粒子が出てきちゃいました。
 駅の雰囲気はあまり変わりませんが、ま新しいPC枕木が……、
もしかして撮影のちっょと前まで木製だったのか……、
と思わせるような感じがします。
 あと、この時代は運行番号がまだ3桁になっていないんですね。
5000形の丸みあるあたたかさを感じるデザイン、好きでした。
 おまけ。
 別の日に撮影したと思われる3453です。大井町線の3450形写真はあともう一枚だけしか私は写しませんでした。このコマなんかもっと状態がひどく、なんとかデジタル処理で色を持ち上げコントラストを引き出し……、なんとかせねばなぁ。
 この3453は川車製非貫通車。日車製のようにカクカクせずツルンとしているのが個人的には好きではありませんでした。 
 とここまで書いてきて資料で日付の裏付けをと思ったら、1980/4/15現在ではこの車両、目蒲線にいることになってます。さて、撮影日の裏付けはとれるのかなぁ……、ハァ〜、宿題ができちゃったということで……。

2001/11/9作成


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