2000/9/24、偶然遭遇した7901Fの回送列車。
大岡山駅から蒲田方面へと発車する、といったところです。
田園都市線を走る際、ATCを搭載していない雪が谷検車区所属車は、
デヤ7200とデヤ7290にサンドイッチされて、長津田〜多摩川を走ります。
このデヤ、東急に所属する各形式と協調運転ができるようになっているそうで、
今回の場合、7200系サウンド+7700系VVVFサウンドの合唱が聞ける、というわけです。

もし、大岡山駅のホームに、旗を持った駅員(運転士)さんが
何かを待っているような感じだったら、それは何かがこの大岡山で
折り返す回送列車が来る可能性大!
ちなみに東横線、目黒線の車両はATCを積んでいるので、
デヤなしで長津田まで行くことができます。


7701と7290の車体寸法がいかに違うか、
日比谷線規格で作られた7000系は、屋根の肩がずいぶんと低いことがわかります。
日比谷線のトンネルが、比較的小断面、ということなのでしょうか……。
詳しいことはよく知らないのですが、20m級を日比谷線に導入できないのは、
そういった車両限界の関係があると何かの本で読んだことがあります。
(うっ、かなりいいかげんな文書じゃん)

大井町線はまだATS区間(二子玉川の引き込み線を除く)なので、
7700系だけでも走れますが、デヤを解放するところがありません。
そして、目蒲線から目黒線になり、この区間はATC化。
ATSのまま発車して、先頭車両が目黒線へのポイントを渡りきったあたりでいったん停車、
そしてまた再出発します。おそらくここでATCへ切り替えているのだと推測。
多摩川では、ホームに入る手前でいったん停車して信号を切り替えているのではないでしょうか。
こちらは見たことがないのでわかりません。
そんなわけで、デヤは1両のみ多摩川で解放、先に蒲田〜雪が谷大塚へ、
追っかけてデヤ+回送編成が雪が谷大塚へと向かうことになっています。

え〜、なにが言いたいのか、と申しますと、
大岡山から蒲田方面へ出発する列車は、
すぐノッチを切ってしまうので、ビデオを回していても、
7200系な音+VVVFサウンドの合唱があまり聞けないよ、ということなんです。
はい、わたし知らずにビデオ回しました。
ちっょとがっかり。 場所変えねば……。

制作:2000/10/9