夕方のラッシュに備えて出庫準備をする3505です。
3514と同じ日に撮影しています。たぶん学校帰りに自転車で遊びに来たのでしょう。
奥沢は自宅からは15分くらいで着くところだったのですが、
なぜか当時、池上線のライバルとして見ていたのであまりここには来ていませんでした。
特に5000系がいる頃はあまり熱狂的な鉄ではなかったので、
わたしの中では、この写真はかなり珍しいものです。

3505のこの位置から3番線に入線できたかはまったく記憶が無く、
入れ替えをやって、さぁ、最後の入線を待つだけ、のようにも見えなくもなく……。

3500形でもこの編成のようにすべての車両のドアが大きいままというのもありました。
5000系もドアに大きい窓、小さい窓があり、3450形と3850形を除くと
窓が小さい率はとても高かったような記憶があります。
3450形が好きな理由、子供心に配慮があるから。
そんな心理も働いていて、好きになったのかもしれません。

全面にある行き先方向幕、これも子供心には悲しい位置にある物でした。
せっかく座れるほど空いていても、座ってしまったら前が見えなくなってしまいます。
譲ってくれる大人がいても、丁重にお断りして……。
あ、解説をしておきますと、3000系には運転台の後ろに座席が2名分ずつありました。
大人になってからはなんとか展望できたのですが、やっぱり立っていた方が
見晴らしがよかったですね。これも思い出。

今は西武線沿線住民なので、西武101系だと座っても前が見渡せ、
ちょっとうれしい思いをする事があります。
これも数年後にはなくなる物。
201系、301系は座席があるものの、窓が高くて
座ってしまったらあまり展望は望めません。
3000系は目の高さが壁だものね、圧迫感感じる、好きでない席です。

昨年末に先行試験投入された西武20000系、窓が低くて好きです。
社会が暗い今、車内くらい明るくしてほしいな。
今どきの設計は、いい傾向だと思います。
東急の8090系以降といい、窓が大きくなるのは大賛成。

7200系も赤帯なし、5000系もいて、
色々あったけど、これはこれでいい時代でした。
作成:2000/10/31